| 2006年5月2日(火) | |
JR姫路駅(北口)側から見た風景。写真中央にモノレールの軌道桁を支えていたコンクリートの橋脚が見える。写真手前のあたりにかつてモノレール姫路駅があったらしい。
上の写真で見えていた橋脚がこれ。商店街の建物の間に橋脚だけが残っている。かつてモノレールがここを走っていたことを考えると感慨深い。
上の写真で奥に見えているが、山陽電鉄を跨ぐ部分の橋脚は太く、軌道桁が一体になっている。
軌道桁をよく見ると上部にレールが残っている。姫路モノレールは1本の鉄レールで走行する珍しいモノレールなのでコンクリート桁の上に鉄レールが敷かれているのだ。このようなモノレールは「ロッキード式」と呼ばれていて世界でも姫路モノレールと小田急向ヶ丘遊園線(廃線)に採用されただけだ。
山陽電鉄の線路をを越えると橋脚だけでなく軌道桁も残った状態が続く。
しばらく軌道が続く。この風景を見てちょっと違和感を感じた。それはモノレールの軌道が商店街の建物の上にあることだ。現在の都市モノレールでは道路上に軌道を設置する場合が多い。ここは普通の鉄道でよくある高架下の商店街というイメージに近いな。
軌道には所々ツタが絡まっている。27年間メンテナンスされてこなかった割には状態が良いかも。
しばらく進むと唯一の中間駅であった大将軍駅が見えてくる。
大将軍駅のあるビルは中層部分をモノレールの軌道が貫通した他では見られない構造。下層が商店、中層が駅、上層がアパートという複合ビルで、1960年代のビルとしてはかなり画期的だと思う。
大将軍駅のホーム。この部分だけ見ていると今にもモノレールが走ってきそうな感じがする。
手柄山駅側から見た大将軍駅のビル。現在でも付近に大きなビルは無くかなり目立っている。
手柄山駅側から見た大将軍駅のホーム。こちらは軌道がとぎれてしまっている。
大将軍駅から手柄山駅方面のレールは道路を跨ぐところでとぎれている。老朽化によって落下が起こると危険な部分は軌道を撤去しているようだ。
大将軍駅から先では大きくカーブし、手柄山方面へと向かう。ツタが多く絡まり27年の年月を感じさせる。ドリームランドモノレールの大船駅を連想する風景だ。
カーブ後、山陽新幹線の高架下をくぐる。山陽新幹線の新大阪〜岡山開業が1972年なので姫路モノレールとほぼ同年代。一方はバリバリの現役で、もう一方は遺構と化している・・・大きなギャップを感じさせる場所だ。
山陽新幹線をくぐるとすぐに山陽本線を越える。この部分が2001年に車窓からモノレールの廃線跡を発見したところだ。現在は山陽本線が高架化され、姫新線の列車だけが地上を走る。
山陽本線を越えると、また軌道が続く。
その先は蛇のようにくねらせた軌道が続いている。奥に見える緑の部分が終点の手柄山駅があった所のようだ。![]() |
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